福島ロボットテストフィールド研究棟
(山本堀・URリンケージ設計共同体)
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駐車場から研究棟正面を望む。左手の高い建物が屋内試験場
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正面エントランス周り
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北西側全景。斜めのサッシュ部分は管制室
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管制室詳細
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プレテストフィールドとしても使われる膜屋根の架かった中庭
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左手のサッシュを通して中庭とつながる吹抜けのエントランスラウンジ
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交流の中心となるカンファレンスホール
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研究者の交流の場2階ラウンジ。吹抜けのエントランスラウンジに連続する
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45°回転した立体トラスのかかる屋内試験場
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屋内試験場外観詳細
ロの字型配置・交流性と機密性の両立
この施設はフィールドロボットの開発実証拠点で、インフラや災害現場を再現しており、ロボットの性能評価と操縦訓練などができるようになっています。研究棟はその中心施設で機密性が求められました。と同時に人々の交流を通して福島復興を伝える役割も要求されました。アトリウムと中庭を囲む内柔外剛のロの字型配置で、これらの両立を図りました。
所在地 |
福島県南相馬市 |
竣工年 |
2020年 |
用途 |
事務所(研究施設) |
構造 |
RC造+S造 |
階数 |
地上2階 |
敷地面積 |
23,781.14㎡(施工区域) |
建築面積 |
5,252㎡ |
延床面積 |
7,609㎡ |
写真 |
アベフォトオフィス、新建築社 |
掲載 |
新建築 2020年9月号 |